「ワーホリに行くなら、休学中と卒業後どちらがいいの?」
「卒業してからだと新卒カードがなくなる?」
と悩んでいませんか? ワーキングホリデーは大学生にも人気ですが、行くタイミングによって得られる経験やキャリアへの影響が変わります。
本記事では、「大学在学中(休学)」と「卒業後」のそれぞれのメリット・デメリットを詳しく解説し、あなたにとって最適なタイミングを見つけるお手伝いをします!
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大学生がワーホリに行く主なタイミング

ワーホリに興味のある大学生が選ぶ主なタイミングは、大きく分けて以下の3つです。
- 休学して行く(在学中) → 大学を一時的に休んでワーホリに行く
- 卒業してから行く → 大学を卒業後に就職せず、ワーホリに行く
- 長期休み(夏休み・春休み)を活用する方法も? → フルのワーホリではなく、短期で海外を経験する
では、それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
休学してワーホリに行くメリット・デメリット

休学してワーホリに行くメリット
✔ 若いうちに海外経験を積める
ワーホリは基本的に30歳(国によっては35歳)まで申請できますが、若いうちに行くことで「現地での仕事の選択肢が広がる」「新しい文化への適応力が高い」などのメリットがあります。
✔ 英語力を伸ばせる&国際経験を積める
ワーホリでは、現地で働きながら実践的な英語を学ぶ機会が多いです。
大学在学中にワーホリを経験すると、帰国後の就活でも「海外経験がある」「英語力がある」ことをアピールできます。
✔ 就活前に自分の方向性を見直せる
ワーホリを経験することで、価値観が広がり「やっぱり海外で働きたい」「帰国後はこの業界を目指そう」といった気づきを得ることができます。就活前に自分のキャリアを見直す良い機会になります。
✔ 大学を卒業していないので、帰国後も選択肢が広い
卒業後にワーホリに行くと、帰国後は基本的に就職活動がメインになりますが、休学中なら「大学に戻って再度進路を考える」という余裕があります。
休学してワーホリに行くデメリット
✖ 休学費用がかかる
大学によっては休学中も「休学費(在籍料)」が発生します。年間で数万円〜10万円程度かかることが多いため、事前に確認しておきましょう。

僕の場合は休学1年間で12万円かかりました…
✖ 卒業が遅れる
通常のスケジュールでは4年で卒業できるところ、ワーホリで1年休学すると5年生になってしまいます。
特に「新卒一括採用が主流の日本で就活が不利になるのでは?」と不安に感じる人もいるでしょう。
✖ 帰国後の就活タイミングがずれる可能性
多くの大学生は3年生の終わりから就活を始めますが、ワーホリに行くことで「就活の波に乗れない」というデメリットがあります。
帰国後に就活をする場合、どのタイミングで行動すべきかを考えておく必要があります。
✖ ワーホリに行く目的が曖昧だと、ただの遊びになりがち
「何となく海外に行きたい」という理由でワーホリに行くと、現地でダラダラ過ごしてしまい、成長を感じられないまま帰国することも。
せっかく休学してまで行くなら、「英語を習得する」「仕事経験を積む」など明確な目的を持つことが大切です。
卒業後にワーホリに行くメリット・デメリット

卒業後にワーホリに行くメリット
✔ 学歴を持った状態で行ける
大学を卒業してからワーホリに行く場合、「学士」の学歴を持っているため、現地での仕事の選択肢が広がる可能性があります。例えば、オフィスワークや専門的な職種の仕事が見つかることも。
✔ 焦らず計画的に準備ができる
卒業前からワーホリの計画を立て、しっかり貯金や英語の準備ができるため、スムーズに渡航できます。
✔ 「第二新卒」枠で帰国後の就活ができる
ワーホリから帰国後、20代であれば「第二新卒」として企業に応募できるため、就活のチャンスはまだ多くあります。
✔ 就職後のキャリアを考えやすい
ワーホリを通じて海外の仕事経験を積むことで、「帰国後は外資系を目指す」「海外就職を狙う」といった選択肢を具体的に考えられるようになります。
卒業後にワーホリに行くデメリット
✖ 帰国後の就職が不安定になる可能性
日本では「新卒一括採用」の文化が根強く、卒業後すぐに就職しないと「ブランクがある」とみなされることがあります。ワーホリを経験したことを就活でどうアピールするかが重要です。
✖ ワーホリ中に就活がしにくい
ワーホリのビザでは就活用の「正社員求人」に応募することが難しく、帰国後に就活をゼロから始める必要があります。
✖ 「ワーホリ=遊び」というイメージを持たれることも
一部の企業では「ワーホリは遊びの延長」と見なされることがあり、帰国後の面接で「なぜワーホリに行ったのか?」をしっかり説明できるようにしておく必要があります。
✖ 海外就職を考えても、ビザの壁がある
ワーホリ中に「このまま海外で働きたい!」と思っても、ビザの問題で就労ビザが取れないことも。ワーホリ後のキャリアをしっかり考えておくことが大切です。
結局どっちがいい?タイプ別おすすめタイミング

休学してワーホリに行くのがおすすめの人
- 大学の学業よりも、実践的な経験を優先したい(例:英語を伸ばしたい、海外で働きたい)
- ストレート就活のレールにこだわらず、自由なキャリアを考えている
- 帰国後に大学に戻って、新しい視点で学びを深めたい
- 若いうちに海外でのチャレンジを経験したい
- 海外の大学編入や交換留学も視野に入れている
大学での学びよりも、実際に海外で経験を積むことを重視するなら休学ワーホリが向いています!
卒業してからワーホリに行くのがおすすめの人
- 大学卒業後のキャリアをある程度考えている(例:外資系・海外就職・フリーランス)
- 大学の単位取得や卒業に集中したい
- 帰国後、新卒枠ではなくても就職活動をする自信がある
- じっくり資金を貯めてからワーホリをしたい
- ワーホリ後に海外就職や長期滞在を考えている
大学卒業のメリットを活かしながら、ワーホリを人生設計の一部として組み込みたい人には卒業後のワーホリが最適!
ワーホリのタイミングを決める際に考えるべきポイント

キャリアへの影響を考える
「帰国後の就職をどうするか?」を考えることが重要です。ワーホリでの経験を活かせる業界や職種を選ぶことで、ブランクにならずにキャリアアップにつなげることができます。
資金の準備
ワーホリには、最低でも50〜100万円程度の資金が必要です(渡航費・ビザ費用・生活費など)。卒業後に行く場合は、働いて貯金してから行く選択肢もあります。
英語力の目標設定
英語をどのレベルまで伸ばしたいのか? TOEICスコアを上げるのか?ワーホリ後の目標に合わせて、事前に英語学習を進めておくと、現地での選択肢が広がります。
ビザの年齢制限
ワーホリは30歳までしか申請できません。社会人になってからワーホリを考えている場合、年齢制限を意識してスケジュールを立てましょう。
日本の就職市場の状況
日本の新卒一括採用の仕組みを考慮し、「就活時期に影響しないか?」を事前にリサーチしておくと安心です。
まとめ|自分に合ったワーホリのタイミングを選ぼう!

ワーホリに行くタイミングは「休学中」と「卒業後」の2つの選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の目的に合ったタイミングを選ぶことが大切です。
- 休学して行くなら:「若いうちに海外経験を積みたい」「帰国後も学びを継続したい人」におすすめ!
- 卒業して行くなら:「キャリアを考えながら計画的に準備したい」「大学卒業後の選択肢を広げたい人」におすすめ!
ワーホリは人生に一度きりの貴重な経験。どのタイミングで行くかをしっかり考え、自分にとって最適な決断をしましょう!
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