「TOEICのスコアが伸びない…」
「ワーホリに興味はあるけど、英語力に自信がない…」
この記事を読んでいるあなたは、そんな悩みを抱えていませんか?
実は私も、かつてはTOEIC470点(L:220点/R:250点)の英語苦手理系学生でした。
しかし、「カナダワーホリで英語を学びたい」という夢と、「就活でTOEICスコアが足を引っ張る」という焦りが背中を押し、3ヶ月の短期集中プランを実行。
結果、470点→775点(L:415点/R:360点)までスコアを伸ばすことに成功しました。

この記事では、理系大学生が実際に行った具体的な勉強法を公開します。理系学生の分析力を活かした「効率最優先」の戦略を、ぜひ参考にしてください。
この記事を書いた人
リスニングとリーディングの「地獄のループ」
リスニングが「雑音」に

- Part3/4の致命的な問題
設問を読む時間がなく、常に「適当マーク」状態。
例:”Could you reschedule the meeting?” → 「ミーティング…?」と断片的にしか聞き取れず不正解。 - 連結発音(リエゾン)の壁
“What do you” が「ワッジュ」に聞こえるなど、音声変化が理解できない。
時間が足りず読み切れない

Part5文法問題に時間を奪われる
1問2分かけて悩み、Part7が時間不足。最後の20問はマークシートを塗りつぶすだけに…。
単語力不足で長文が読めない
“implement”(実施する)や “efficient”(効率的な)などの基本単語も曖昧。
470点時代の3ヶ月勉強スケジュール
理系大学生の1日のスケジュール

時間帯 | タスク | 使用教材 |
---|---|---|
7:00-7:15 | 単語帳音読(起きてすぐ) | 『金のフレーズ』+音声アプリ |
8:15-9:00 | 通学中に文法書(電車内) | 『TOEIC文法問題でる1000問』 |
17:00-17:30 | バイトの移動時間にリスニング | YouTube「TOEICリスニングチャンネル」 |
23:00-23:30 | 単語帳音読(寝る前) | 『金のフレーズ』+音声アプリ |
時間を活用した週末の過ごし方
- 土曜日:模試1回分を本番同様に解く(2時間集中)
- 日曜日:間違えた問題を「誤答ノート」に分類し、傾向分析シートを作成。
電車内でPart5を9割正解した方法
文法問題にで役に立つ本
- 「TOEIC L&R 文法問題 でる1000問」
- 1問20秒制限でプレッシャーをかける。
- 間違えた問題は解説をしっかり読み、後日解きなおす。
問題は時間短縮がカギ。勉強法のコツとは

- 「品詞問題」は2秒で解答
- 空欄の前後だけを見て判断。
例:The company plans to ___ new products.
(A) develop(動詞) (B) development(名詞) → 正解は(A)。
- 空欄の前後だけを見て判断。
- 「前置詞問題」は頻出パターンを暗記
- 例:”in charge of”(担当する)/ “responsible for”(責任がある)。
▼成果
解答時間が1問15秒→8秒に短縮。
3ヶ月で1000問突破 → Part5の正解率が90%に。
「ながら勉強」で英語の耳を鍛えた裏ワザ
日常に溶け込む学習法

- 料理中:YouTube「TOEICリスニング対策」を1.2倍速で再生。
- 入浴中:シャワーを浴びながら「Part2応答問題」を聞き流し。
おすすめのリスニング対策本
- 「音声変化で学ぶTOEICテストリスニング」
- 連結発音のパターンを体系的に学習。
例:”What do you → ワッジュ” / “Can I → キャナイ”。
- 連結発音のパターンを体系的に学習。

▼リスニングスコアの推移
- 0か月目:220点 → 1ヶ月目:295点 → 2ヶ月目:350点 → 3ヶ月目:415点。
TOEIC学習おすすめ教材&ツール
『金のフレーズ』
理系学生向け活用法:専門用語(”analyze” “experiment”)と併せて覚える。

『TOEIC L&R 文法問題 でる1000問』
電車内でのスキマ時間に最適。
『TOEIC 公式問題集』
公式問題集で実践的な勉強法を学べる。(最新版が直近の試験問題に近いのでおすすめ)
『スタディサプリTOEIC』
Part別対策の講義動画が充実。
「やってはいけない」勉強法3選

単語帳を最初から完璧にしようとする
単語帳を最初から完璧にしようとすると、時間がかかりすぎて効率が悪くなります。
対策: 試験や日常会話でよく使われる動詞や名詞に焦点を当てることで、効率的に語彙力を向上させることができます。
復習せずに模試を解きまくる
模試を解きまくることは一見効果的そうに見えますが、復習をしないと間違えた問題をそのままにしてしまうため、同じ間違いを繰り返す可能性が高くなります。
対策: 間違えた問題や理解が不十分な部分をノートに記録し、定期的に復習することで、同じ間違いを防ぐことができます。
模試は試験に一番近いTOEIC公式問題集がおすすめ!
聞こえなかったところを放置
リスニングで聞こえなかった部分をそのままにしておくと、その部分がいつまでも聞き取れるようになりません。
対策: 聞こえなかった部分を何度も聞き直し、なぜ聞き取れなかったのかを分析します。
単語がわからなかったのか、発音が聞き取れなかったのか、文脈が理解できなかったのかなど、原因を特定して対策を立てます。
まとめ|効率こそ最強の武器!

理系学生の強みは「分析力」と「効率追求」です。
「寝る前の単語暗記」や「移動時間の文法問題」のように、「ながら勉強」を徹底すれば、忙しい日常でもTOEICスコアは伸ばせます。
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