理系大学生の皆さん、TOEICの勉強をするべきか迷っていませんか?
「TOEICって理系には必要?」
「研究やプログラミングのほうが大事じゃない?」
そんな疑問を抱えてる人はい多いと思います。実際、僕自身もTOEICの勉強を始める前は、

就活で必要なのはわかるけど、理系には本当に必要があるの?
と疑問に思っていました。
しかし、3ヶ月で470点→775点までスコアアップした今、「理系でもTOEICを勉強する価値は十分ある」と実感しています。もちろん、メリットだけではなく、デメリットや注意点もあります。
この記事では、理系大学生がTOEICを勉強するメリット・デメリットを包み隠さず正直に語ります!
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理系大学生がTOEICを勉強するメリット
就活で圧倒的に有利になる

TOEICはエントリーシートの「足きり」に使われる。
理系の就活では、TOEICのスコアが足切りラインとして使われることがあります。例えば、大手メーカーや外資系企業では「TOEIC600点以上」や「700点以上推奨」といった条件を設けているところが少なくありません。
実例:企業のTOEIC基準
- トヨタ自動車:600点以上推奨
- 富士通:600点以上推奨
- 三菱電機:700点以上推奨
- 外資系メーカー(サムスン、ヒュンダイなど):800~900点
※新卒の場合TOEICが必須でない場合が多いが、TOEICのスコアが高いとプラス評価になる可能性が高い。
もしTOEICのスコアが低いと、書類選考の時点で落とされる可能性があります。「英語できません」=「海外展開する企業では戦力にならない」と判断されることもあるため、TOEICの勉強は就活において大きな武器になります。
エンジニア職でも英語が求められる時代
「エンジニアなら英語より技術力のほうが大事でしょ?」と思うかもしれません。
確かに、国内向けの仕事なら英語を使わないケースもありますが、技術職でも英語が必要になる場面が増えています。
- 最新の技術論文やマニュアルは英語が基本
- 海外エンジニアと共同開発する機会が増えている
- 社内公用語が英語の企業(楽天、日産など)もある
例えば、プログラミングを勉強していると、エラーメッセージやドキュメントが英語のことが多いですよね。
※以下はArduinoでのエラー例

TOEICの勉強を通じてリーディング力を鍛えておくと、技術文書の理解が早くなり、最新情報をキャッチアップしやすくなるというメリットもあります。
大学院や海外留学にも役立つ

TOEICのスコアは、大学院の入試や海外留学の選考でも評価されることがあります。
- 大学院の英語試験でTOEICが採用されることもある
- 交換留学や研究留学の応募条件にTOEICスコアが必要な場合がある
- 英語論文を書くための基礎力が身につく
例えば、東北大学や筑波大学の大学院では、入試の英語試験としてTOEICのスコアを提出できる場合があります。
また、海外の研究機関との共同プロジェクトに参加したい場合、最低限の英語力が求めらることが多いため、TOEICでリーディングやリスニングのスキルを磨いておくと役立ちます。
ワーホリや海外就職の選択肢が広がる

僕自身、カナダでワーキングホリデーを考えていますが、TOEICのスコアがあると現地での仕事の選択肢が広がると感じています。
- 英語力があると、オフィスワークや接客業の仕事が狙える
- 企業によってはTOEICのスコアを採用基準にしていることも
- 帰国後の就職活動でもアピール材料になる
特に、ワーホリや海外就職を考えている人にとって、TOEICの勉強は将来の可能性を広げる手段のひとつになります。
理系大学生がTOEICを勉強するデメリット
専門科目との両立が大変

理系の大学生は、数学・物理・プログラミング・実験など、勉強することが多いですよね。僕自身3回生になっても実験や授業、課題に追われ週4,5で学校に通うことがあり、

大学生ってもっと自由な時間があるんじゃないの?
と日々感じていました。そこにTOEICの勉強を加えると、かなりハードになります。
特に、研究室に入ると研究・レポート・ゼミ発表などで忙しくなり、TOEICの勉強時間を確保するのが難しくなります。
対策:スキマ時間を活用する
- 通学時間にリスニングを聞く
- お風呂や寝る前に単語を暗記する
- 休日に模試を解く時間を確保する
無理に時間を作るのではなく、スキマ時間をうまく活用することが大事です。
TOEICは話せるようにはならない

TOEICは「リーディング」と「リスニング」の試験なので、スコアが高くても英会話ができるとは限りません。
TOEIC800点を超えていても、英語で会話ができない人はたくさんいます。僕自身も、775点を取った時点ではスピーキング力に不安を感じていました。

TOEICと並行してスピーキングの練習をする!
TOEICのスコアを上げるだけでは英会話の力はつかないため、スピーキングの練習を意識的に取り入れることが重要です。以下の方法を組み合わせることで、実践的な英語力を鍛えることができます。
① オンライン英会話を活用する
オンライン英会話は、スピーキングの実践練習として非常に効果的です。特に以下のようなサービスが人気です。
- NativeCamp(定額でレッスン受け放題、予約なしで好きな時に話せる)
- DMM英会話(講師の種類が豊富で、教材も充実)
ポイント:
- 毎日短時間でも英語を話す習慣をつける
- 初めは簡単な日常会話から始め、徐々にディスカッションやビジネス英語にも挑戦する
- 同じ講師と継続的に話すことで、成長を実感しやすくなる
② 独り言英語をやってみる
スピーキングの練習相手がいなくても、「独り言英語」をすることでアウトプットの機会を増やせます。例えば、以下のようなシーンで英語をつぶやいてみると効果的です。
- 朝起きたとき: “I should get up now. It’s already 7:30.”
- 食事中: “This ramen is so good! I love the rich broth.”
- 出かける前: “I need to grab my wallet and keys before I leave.”
ポイント:
- 簡単な単語や表現からスタートし、徐々に文を長くする
- 思いつかない表現があったら、あとで調べてノートにメモする
- スマホの録音機能を使って、自分の発音や流暢さをチェックする
③ 英語の面接対策も意識する(就活・ワーホリに向けて)
ワーキングホリデーや就職活動では、英語の面接を受ける可能性があります。そのため、スピーキング練習の一環として、面接対策を取り入れるのもおすすめです。
具体的には:
- よくある質問に対する回答を準備する(”Tell me about yourself.” など)
- オンライン英会話で面接対策のレッスンを受ける
- 録音して自分の回答を客観的にチェックする
TOEICの勉強だけではスピーキング力は上がらないので、「英語を話す習慣を作る」ことを意識して、実際に口を動かす時間を増やすことが大切です。
まとめ|理系でもTOEICを勉強する価値はある!

- 就活・大学院・留学など、進路の選択肢が増える
- 技術職でも英語が求められる場合は多い
- ワーホリ・海外就職にも活かせる
ただし、スピーキング力は別途で鍛える必要があるので、TOEICの勉強だけだ満足しないことが大切です。
僕自身も今、TOEIC900点を目指しつつ、ワーホリに向けて英会話の練習をしています。もしTOEICの勉強を始めるか迷っているなら「まずは600点」を目標に挑戦してみるのもアリですよ!
以下の記事で理系にもおすすめのTOEIC単語帳を目標スコア別に紹介しています!
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